8月も半ばになってくると店頭や雑誌のスタイリングはいっきに秋服の様相へ
あまりにも真夏らしいスタイリングは、どこか気恥ずかしさを覚える頃です。
そんな大人の晩夏のスタイリング事情
大人の男性には、落ち着いたコロニアルカラーがおすすめです。
コロニアルカラースタイルとは
麻や綿素材を連想するオフホワイトやベージュ、ブラウンに該当する色彩はコロニアルカラーの代表的カラーです。
19世紀半ば、英国人が植民地を訪れる際に着ていた服装が麻や綿素材で仕立てられておりオフホワイトやベージュ、ブラウン色中心だったことが由来となります。
麻素材でのベージュカラーのサファリルックは代表各ですね。
そんなコロニアルカラーで作るコロニアルスタイル、メンズファッションではサイクル的なトレンドもありますが、もはやトレンドの枠を超えた夏の定番として定着しており、リリースされるアイテムも充実してます。
麻素材のサファリジャケットや、洗いの入ったリネン混のシャツジャケット。ダブルフラップのミリタリーシャツに、グルカショーツ、グルカサンダル…どれも昨今のメンズシーンに定着したアイテムです。
とはいえ、其々ミリタリー仕様の一癖も二癖もあるアイテム同士。単純に組み合わせただけではコスプレの様相、配色も土臭くなりがちです。
ベーシックなアイテムや配色を上手に合わせてスタイリングを楽しみましょう。
【大人のコロニアルカラースタイル】スタイルサンプル①
ワークなダブルフラップシャツはゆとりあるボックスシルエットで
洗いの入ったリネン素材は見た目の立体感と、肌離れの良い生地が特徴です。
パンツはブラウンカラーで落ち着いた配色に。ワンタックのチノトラウザーズはゆったりシルエットで履きましょう。
足元は、グルカサンダルでプラスコロニアル
パラブーツのパシフィックや、チャーチのフィッシャーマンがgoodコバ周り、ボリューム感がスタイリングに最適。
【大人のコロニアルカラースタイル】 スタイルサンプル②
晩夏のスタイル事情とはいえ、残暑を考えれば、まだまだショーツも履きたいですよね(私もそう!)
コロニアルリゾート風に配色を抑えたショーツスタイルで、品良くいきましょう。
バティックプリントのショーツにはリネンのバンドカラープルオーバーシャツ
凹凸あるスラブ生地は、リネンの風合いがより楽しめます。
足元はホワイト×ブラウンのコンビローファーでシックに仕上げましょう。
まとめ
・大人の晩夏スタイルはコロニアルカラーが最適
・麻や綿素材を連想するオフホワイトやベージュ、ブラウンはコロニアルカラーの代表的カラー
・コロニアルカラースタイルは、ベーシックなアイテムや配色の組み合わせがポイント
コロニアルカラーの基本色であるホワイト・ベージュ・ブラウンは素材や織り方により全くもって雰囲気、表情が変化します。
トップス、ボトムスの配色に加えて素材で変化をつければ夏のコーデがますます楽しめますね。
それでは皆様、良い休日をお過ごしください。
hemcuff