ワンマイルウェアという言葉が日本のファッション業界に入ってきて、かれこれ10年ほど経ちますでしょうか。(それ程浸透しませんでしたが)
自宅から1マイル(1.6キロ)圏内で着る服の意で、部屋着と外出用の中間服のような存在です。
自宅からワンマイル。
私の行動範囲だと公園やらコンビニ、商店街、スーパー、馴染みの呑み屋程ですかね。
そんな休日の昼下がりに着る、私のベストワンマイルウェアは、キャンバー社のフーデッドスウェットシャツ。ベーシックでいて最強のスウェットパーカーです。
生地感・着心地・背景・スタイリング・プライスとも申し分なし。もはや最強かもしれません。
5拍子揃った、これ。おすすめです。
キャンバー社のスウェットとは
アメリカペンシルバニア州のキャンバー社は、カットソー専業のいわゆるファクトリーブランドです。
細部のバーツまでアメリカ製にこだわった、肉厚でヘビィなスウェット生地がキャンバーの代名詞。それでいて目の詰まった生地の裏地は起毛がかっており、見た目とは裏腹なこのソフトな肌触りは病みつきになります。
サーマル張りの裏地タイプも有名ですが、裏地起毛のクロスニットタイプは軽量で着心地抜群。軽く羽織りたいワンマイルウェアとして最適です。
私のおすすめは、クロスニットタイプのプルオーバー型フーディー。
キャンバーらしく広めにとられたアームホールと身幅の広さが特徴で、程良くゆとりのあるシルエットは、スウェットシャツながらも圧倒的な存在感。それでいて抜群の着心地、ファクトリーブランドの値頃感とくれば、決まっちゃいますね。
【フーデッドスウェットシャツ】スタイルサンプル①

杢調のプルオーバーフーディーには、 ヘリンボーンのワイドテーパードパンツが好相性です。
このパンツは腰周りから股ぐりにかけてゆとりがある為、テーパードがしっかり効いて見えるのが特徴です。ゆとりあるトップスとのバランス調整に最適ですね。
足元はワンマイルウェアらしく、履きやすいスリッポンで決まりです。
【フーデッドスウェットシャツ】スタイルサンプル②

プルオーバーフーディーはショーツとも好相性です。
旬なイージーショーツでルーズフィットなスタイリングがGood。
ショーツはクラシカルなフォークロア柄でアクセントをつけましょう。
足下は履きやすいストラップサンダルがおすすめです。
まとめ
■キャンバー社のフーデッドスウェットシャツはベーシックで最強のワンマイルウェア
■キャンバーの生地の特徴でもある裏地起毛のクロスニットタイプは、軽量で着心地抜群
■存在感あるシルエット+値頃感もGood
私は目詰まりの良いスウェット生地にどうも惹かれるのですが、 吊り編み機のソフトなスウェット生地も着心地良く、良質なワンマイルウェアに適してます。自分のベストを探してみるのも面白いかもしれません。
でも私はキャンバーかなー。
それでは皆様、良い休日をお過ごしください。
hemcuff